カミングアウト【両親編】につづいて、【職場・同僚編】です。
【友人編】レズビアンがカミングアウトしたらこうなった…
男女のカップルと同じように会社の制度を使いたいけどリスクが…と悩まれてる方も多いと思います。
こちらも失敗談なども含め良い点・悪い点を紹介させていただきます。
目次
【良い点】
社会的な制度を使える
職場にもよるかもしれませんが、パートナーシップを結んだ際には、休暇や緊急連絡先など、家族と同等の会社の制度を利用できる可能性があります。
パートナーシップを結んでいなくても、女性と付き合っているということが、男女の恋愛という固定観念に一石を投じられるかもしれません。
そのような事例がなかったとしても、カミングアウトしたことにより、会社で新しい制度ができる可能性も広がります。
ぐっち
山口
会社の制度がもしも使えるなら、パートナーシップ制度でお互いの関係を証明が必要な場合が多いです。
「制度を使う=カミングアウトする」となるので、パートナーともよく話し合い、検討しましょう。
オープンに生きられる
職場でのよくある話の一つとして、【恋愛】や【結婚】があげられるのではないでしょうか。
「彼氏いるの?」
「結婚しないの?」
「子供は早いうちがいいよ」
「いつまでも1人ってことはないでしょ?」
こんな言葉を聞いたことがある人も少なくないのではないかと思います。
ハラスメントに近い言葉もやり過ごすしかないのがカミングアウトしていない人の現状。
相手も悪気なく言ってくるということもよくあります。
カミングアウトすることによって、そのような言葉をかけられることが少なくなるのはストレスが少なくなることに繋がります。
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Aoi
ぐっち
山口
自分のことを知った上での人間関係が築ける
「職場での人間関係をどこまで深くする必要があるのか」と考えると話さなかったとしても、人間関係は作れます。
それに、仕事に自分のセクシャリティが関係するかというと、そうとは言い切れない。
ただ、話すことによって自分が相手に隠し事をしているような気持ちは小さくなります。
カミングアウトをきっかけに自分自身のことをより知ってもらうきっかけにもなるのではないでしょうか。
ぐっち
ホーリー
ぐっち
ホーリー
ぐっち
【悪い点】
根強い偏見
職場となると、幅広い年齢層の職員がいます。
正直、上の年代になればなるほど、同性愛がなかなか理解されにくいというのは感じるところです。
「女の子が好きってことは、心は男性なの?」とトランスジェンダーとレズビアンを混同してる方もいます。
もしもカミングアウトするなら、相手の混乱が生じても、自分のことを自分の言葉できちんと説明できる心の準備も必要でしょう。
今までの人間関係が変わってしまう
カミングアウトしてから「前の関係に戻りたい」と思っても、時間を戻せないのが現実。
どうしても受け入れられない人はいますし、後悔してからでは遅いですよね。
これはカミングアウトしてみないとわからない部分でもあるのですが、その人がどういう人なのか、どうしてその人に話すのか、よく考えてから話すのがいいと思います。
嫌がらせの対象となる可能性も
上に書いたことにもつながるのですが、どうしても受け入れられない人、嫌悪感を持つ人はいます。
そこまでで終わればいいのですが、それが嫌がらせや攻撃の対象になってしまうことも残念ながらないとは言い切れません。
ぐっち
ユキ
Aoi
ぐっち
まとめ
カミングアウトは「絶対にしなきゃいけないこと」というわけではありません。
自分自身がしたいかしたくないかで決めて良いことだと思います。
いきなり全ての人にオープンにするよりも、この人には話したいなと思えた時にカミングアウトするのが良いのではないでしょうか。
カミングアウトしてから後悔するよりも、じっくり時間をかけて自分で考えて決めてくださいね。