【レズビアン用語】フェム・中性・ボーイッシュって何?違いを解説

レズビアンと一言で言っても、それは「女性として女性が恋愛対象」という総称で、その中には様々な人がいます。

見た目でいうとよく「フェム・中性・ボイ」。

この3つの言葉がよく使われます。

オフ会などでも「フェムさん限定」などという言葉をよく見かけますよね。

自身がどこに当てはまるのか分からずにいる方も多いと思います。

ここでは、この3つの違いをご説明します。

 

ボーイッシュ

 

 

ボーイッシュという言葉通り、見た目やスタイルが少年っぽかったり、男性っぽかったりする女性を指します。

トランスジェンダーの方のように体を男性に変えたいとまでは思っておらず、あくまでも女性のまま恋愛対象が女性です。

女性トイレへ入るときに二度見される方も多いのではないでしょうか。

 

メイクをしない人が多い

基本的には化粧をしていない人が多いです。

だからと言って完全に放置というわけではなく、眉毛を整えたり化粧水を塗ったり、最小限のものに留めている印象です。

 

ショートカットの人が多い

髪の毛は基本的に短い方が多いです。ツンツンするくらい短い方もいれば、首筋が見える程度に切り揃えている方もいます。

最近ではツーブロックをされている方も多いですね。

 

メンズの服を着ている

服装は女性ものよりもメンズのものを着ている方が多いです。

ファッションビルのメンズフロアへ行くと「女性がメンズ服を着るのかな?」「男性へのプレゼントかな?」など思われてしまうことも多々あります。

そのため抵抗感を覚える方もおられるようです。

ただ、今はネットでの服のブランドも豊富なので気まずい思いをせずに手に入りやすくなりましたね。

 

フェム

 

 

一方、その対照的なのがフェムです。

もう簡単に言うと女性そのままの見た目ということです。

レディースデイやレディースプランを純粋に楽しめる方がほとんどです。

 

メイクはしっかり

しっかりというと語弊がありますが、基本的なメイクはしている印象です。

ベースからメイクアップまで綺麗になることを楽しんでいる方もいますし、仕事で必要だから最低限のものをしている方もいます。

ノーメイクで出歩くことに抵抗感を持っている方も多い印象です。

 

ヘアスタイルはショートからロングまで様々

髪の毛は首元が見えるショートまで、腰くらいまでのロングまでその方の趣味によって幅広いです。

ツンツンするくらい短くするフェムさんはほとんど見られませんが、首筋が見えるくらいのショートヘアのフェムさんはおられます。

メイクやファッション次第でフェムさんの雰囲気になります。

 

レディースファッションを幅広く着ている

レディースファッションは幅広くスカートはもちろん、上に載せたパンツスタイルの方もおられます。

その日の気分に応じて服装に変化を持たせることもできます。

また、ボーイッシュさんと違ってパンツスタイルでも男性っぽくはならないのは、メンズのものとレディースのものとで服の形が異なるからです。

ボーイッシュさんからフェムさんを目指す場合は、レディースファッションを身に着けるところからスタートですね。

 

中性

 

 

このボーイッシュとフェムの間が中性です。

イラストを探したのですが、ぴったりなのが中々見つかりませんでした。

イラストで伝えるのも言葉で言うのも難しいのです。

 

そして、これまで出てきた言葉を使うと綺麗目なボーイッシュ、ちょっと男性ちっくが入ったフェムというイメージです。

服装でいうと、ユニセックスなファッションが多い印象です。

メイクをされる方もおられますが、カラーメイクはほとんどせずに、必要最低限のもので肌を整えられている印象です。

 

感覚には個人差

 

 

「ボーイッシュ

「フェム」

「中性」

 

3つの言葉を説明してきましたが、ここには個人の感覚の差が大きく出てきます

そして、メイクをしていないからボーイッシュ、髪の毛が長いからフェムなど断言できることができません。

その方のトータルの雰囲気でスタイルが決まってくるかと思います。

 

自身が思っているものと相手が思っているものとズレてくることもあります。

でもそれは見た目というざっくりとしたものなので、それは当然の事です。

よくオフ会やイベントで「私はフェム?中性?」「自分では中性だと思ってるよ」なんて声も聞こえてきます。

 

自身のスタイルが気になったり迷った場合に、知り合ったビアンさんに質問してみてもいいかもしれませんね。

 

まとめ

 

 

こうしたカテゴライズが必要な時はスタイル限定のイベントやオフ会に参加する時ぐらいです。

スタイルの好みがはっきりとされている方もおられますので、こういった限定された出会いのイベントやオフ会は多いです。

自身のスタイルや好みのスタイルが分かったら、出会いやすくなるかもしれません。

 

ただ、前にも述べたように感覚には個人差があります

初めてのオフ会などの方は自身がここに当てはまっているのか不安になるかと思いますが、ご自身が思うところに、あまり恐れず参加される事をオススメします。

 

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